Flash Union Blog 藤木淳

大輔のリベンジ

2016-02-15 00:00:00

配信してから、日がたちますが、中村大輔の動画、どうだったでしょうか?
                

↓ 動画はこちら ↓
https://www.youtube.com/watch?v=-cSI-HxVFBs

横浜でも、かなりの方に、「参考にさせて頂き、初バスを手にする事が出来ました」と言う報告を頂いており、嬉しい限りです。

昨年の冬季にほぼ完成といっても良いモデルを数点送り、霞ヶ浦水系でのテストを依頼したのですが、同時にその模様を動画に残したいと思い、撮影隊を送り込みました。

あわよくば、バスが数匹フルメタルソニックで釣れるところを動画に収めようと考えていたのです。

しかし、その期待も打ち砕かれ、結果は惨敗・・・

動画は一本も釣れていないこともあり、お蔵入りか?と思われました。

しかし、よくよく話を聞いてみると、2~3本バスであろう魚をフッキングまで持ち込み、その後に「バレました~」という話を聞いた瞬間、「もしや、ルアーに問題があるのでは・・・」とも思い、動画を確認する事にしました。

すると、やはりフッキングの後のファイト中にフックオフする光景が目に飛び込んできて、何度もそのシーンを見てしまいました。

その後、本人に「何でバレたんやろ?」と話を聞いてみるうちに、確か前にもバレたときに、後方のフックがボディーを挟みロックした事があったという事だったので、実物を見ながら試してみると、「確かに挟まる可能性はあるな!」と感じました。

この事実を受け止め、敢えてボーズ動画をアップする事にしました。

その後挟まらないように改良を重ねテストを繰り返して来ました。(一度確立した物を改良するのは、結構たいへんです)

関東の、特に霞水系のように浅いフィールドでは、テトラの穴をメタルバイブで直撃するのが、当時はシークレットで、その穴を撃つ時にテトラにフックが当たったり、勢い良く着底すると、フックがボディーに挟まる事があるようです。

琵琶湖のようなウィードや野池などでテストをしただけなら、到底感じる事の出来ない現象だと思います。

そして、こんなテストを繰り返し作り込んだ上で、フルメタルソニックは完成し、現在は皆さんに使って頂いております。

僕も実際に動画の通り、野池でかなりの釣果を上げる事が出来ました。
しかし、一つスッキリとしない状態が続いていたのです。

それは「大輔のリベンジでした!」

昨年同様に、バラしを連発したテトラの穴で、バスをキャッチする事が出来たら、本当の意味で、全てのテストが完了し、完成するような気がしてました。

そして、この動画、見事にリベンジ完了です。

今季はかなり、霞水系の調子が悪い中、信じて使い続けられるフルメタルソニックで、3本ものバスを釣っているのは流石です。

フィッシングショーでもかなり、「ストン」とストレートフォールするのが良いのに気付いたと言う方が多く、テトラの穴を狙いやすくなったのと、根がかり難いと絶賛される事が多かったのが、印象に残りました。
今年は、寒かったり、暖かかったり、ややこしい天候が続きますが、まだまだフルメタルで釣れる報告も多く、是非フィールドに出掛けて頂きたいと思います。

小さなリフトで瞬時に動き、狙ったストラクチャーを逃さないストレートフォール、霞水系では最もハマる、圧倒的な差が出るメタルバイブだと思います。