藤木淳 トップ50北浦水系戦、後編
嵐の前の静けさ?
この水系にしては珍しくベタ凪、朝からボートが降ろせて、準備もスムーズでしたが、静か過ぎて不気味ささえ漂う雰囲気。
初日、
スタート前のミーティングですが、この水系は、禁止エリアが多く、制約も多いので、非常に気を使います。
スタートは中程、最下位でないだけマシかな?
ファーストエリアは、ナサカ!
葦をフロッグでタイトに狙うプランですが、いきなりバッテイング⁈
風裏でやりたかったが、仕方なく風の当たる葦でフロッグ。
やはり出ず、プラン2の葦を見ると先行者、ここでフラッシュジャンパーに変更、
テトラ帯のこぼれ張り出し狙って、フラッシュジャンパー1/4の「ホバリングロール」で落として行きます。
ここで、キャットの連発に引いてしまいました。
あの気持ち悪さは、プラで慣れておかないとドン引きしてしまいます。
風も結構当たっていたので、そうそうに諦め、さまよい始め、
プラン2の葦が風裏になり、シェードも出来たところでフロッグ。
すると出ました〜が、フッキング後バレてしまう、最悪〜〜キロはあつたのに!
その後もさまよい、以上なし、
前日バスが触れた北浦のドックでキーパーを釣る作戦へ、、、
しか〜し、北浦はババ荒れ、石積みの中をウネリが越えてくる状態!
この時、「失敗した」と感じました。
とんでも無く荒れた湖面でも、チャージャー210は驚くぐらいの走破性、もう他のボートには、もどれません‼️
この日は痛恨のノーフィッシュで終了。
2日目も朝はベタ凪、
この日は本当にプラン無し、
朝から葦が空いていたら、フロッグやろう、
昨日の葦で、フロッグにバイト!
昨日バレた事もあり、渾身のフッキング〜、
何とPEのアワセ切れ、ありえへん⁈
放心状態で、またもや、さまよい。
初日のプラで、あれだけ釣れたジャンパー、もう一度、信じる事にし、リップラップへ、、、
すると、程よく風が当たり、良い感じ。
1本目はキャット、又かよ〜の後に今度はバスがついにヒット!
その後もしつこくホバリングロールでリップラップの1.3〜1.5メーターまで、落として行き、
2本目3本目と連発でした。
このテクニック釣れます‼️
最後は、トンボ公園でもヒットしましたが、ブラックブルーの1/4ジャンパーの手持ちが、1個しかなく、岩にヒットしたりで、フック研ぎながらやっていたのもあり、バレてしまいました。
フラッシュジャンパーのホバリングロールでウェイイン、2400程でしたが、31位まで、上がりました。
たらればは、だめですが、バラシが無ければ2日目時点でシングルでもおかしくないウエイト、3日目も天気がドンピシャだった事を考えると、実にもったいない試合と言えます。
もっと言うと、初日にジャンパーを信じ、使いきれていれば、もっと良いウエイトを叩き出せたなと思ってしまいました。
収穫としては、あれだけのプロが集まり、苦戦する中で、ジャンパーのホバリングロールホンモノだなと感じる事が出来た、北浦戦でした!
藤木淳 フラッシュユニオン、ホームページリニューアルからのトップ50北浦水系戦、前編
フラッシュユニオンのホームページがリニューアルされました。
ブログの方も更新しやすくなり、今後は多くの新鮮な情報を発信出来ると思いますので、今後とも宜しくお願い致します!
今回は昭和電機様より今期からサポート頂いている、チャージャー210の試乗も兼ねてキーポンの茂木さんといつも魚探系でお世話になっている山健さんと同行プラ、
茂木さんには、この水系でのフロッグの有効性を見せ付けられ、驚きました!
そしてフラットぽい所から、水深のあるテトラに差し掛かった時に、フラッシュジャンパーの奥義「ホバリングロール」を試すと、
奥義を見られていた茂木さんや山健さん、やってみたいという事で「ホバリングロール」の効く場所捜しの旅へ、、、
その後も「ホバリングロール」でナイスバスを数本釣り公式プラ初日終了、かなり手応えを感じたプラでしたが、雨パワー???というのが頭に残ってました。
それならと、スピードキラーのトロトロ、デッドスロー巻きも試すと、直ぐに答えが出ました。
アバカス2、8のダウンショットでドッグをやる日置さんが、やはりバイトがあり、水門でもフラッシュストレート5、8のネコリグでキッカーサイズも釣ってました。
この日は「ホバリングロール」が効くポイントのロケートが出来ず、試合の戦略として、フラッシュジャンパー1/4+セルテイル、テールカットのホバリングロールと葦際のフロッグ、ちょっとスピードキラーのトロ巻き、抑えにドッグの石積みでのアバカス2、8の1、2gダウンショットで組む事にしました。
藤木淳 ユニオンスイマーに「エコモデル」が登場します!
ご好評頂いてます、ユニオンスイマーに「エコモデル」が登場します。
ユニオンスイマーは、世界初とも言える「フローティングスイムベイト」として、独自の機構を多く持つ唯一無二のスイムベイトです。このフローティングという特徴は多くのメリットを生み出し、使い手のアイデア次第で強烈な武器となります。
例えば、深いオーバーハングの奥へのスキッピングで、通常のスイムベイトでは直ぐにリトリーブを開始しないと根掛りが多発し、ポイントを潰してしまいます。しかし、フローティングならば、慌ててリトリーブを開始しなくてもその場でデッドスティッキングさせたり、ジャークでフラッシュさせた後、弱った魚が水面へと逃れる様なアクションも与える事が出来、「バスを呼ぶ」即ちコールアップする事が出来るのです。
それに対し、直ぐに沈んでしまうスイムベイトでは、いかに良いポイントにキャスト出来てもリトリーブを開始するとドンドンポイントから遠ざかるので、バスが気付いてチェイスして来ても、自分のテリトリーを越えてしまい警戒心の強い大きなバスほど口を使う事なく、「守備範囲内のチェイス」で終わってしまいます。
コールアップしてから、チェイスさせたり、強目のジャークでユニオンスイマー独自のドリルダートをさせる事で、強烈にスイッチを入れられ、その殆どが丸呑みバイトになり、その本気食いに実践された皆さんが驚かれます。
昨年の春に行われた「JBトップ50」の早明浦ダム戦では、フラッシュユニオンプロスタッフの高梨選手が、4メーターのボトムにいるビッグバスをドリルフラッシュを繰り返し、水面までビッグバスをコールアップさせ、ワンジャークのドリルダートでキッカーを数本釣るという、低水温では考えられない釣法で上位入賞を果たしました。
実はその2週間前に行われていたプリプラでも、超絶釣れない中、連日5本7キロ超えの釣果をユニオンスイマーで叩き出していました。
時を同じくして、同場所で行われたチャプターでは、60人近くがエントリーしたものの、ウェイイン出来たのは5~6人という厳しい状況の中、ユニオンスイマーを水面近くで丸呑みするバスが、日に何本もユニオンスイマーで、釣られるという事実!
フローティングとドリルフラッシュ、ドリルダートという武器を使いこなす事で、とんでもない釣果を生み出すのがユニオンスイマーの凄いところなのです。
特にドリルフラッシュでの集魚力は凄まじく、ボトムからバスがユニオンスイマー目掛けて上がっていくのが見えるのが非常にエキサイティングで、コールアップ出来たバスは、かなりの確率でバイトさせる事が出来ると思います。
そして、こんなユニオンスイマーに「エコモデル」が登場します。
通常のユニオンスイマーとの違いは、JB認定のエコ素材を使っているのと背中の空気室の浮力体が入っていない事です。この空気室には浮力体を入れる事で背骨になり、水圧などによって空気室が潰れる事を防いでいます。ユニオンスイマーをダイブさせると水圧が空気室にかかり、浮力体がある事でそれ以上潰れる事を防ぎ浮力を保ってくれますが、ただの中空にしてしまうと、水圧で潰れた分の浮力が下がり、フローティングでは無くなってしまいます。ましてやバスを釣ってしまうと、ファイト後にヘコんだまま復活しない場合もあります。
昨年はFエコ登録した後、浮力体問題を協会側から指摘され、何が悪いのか?がハッキリと分からない為、発売を見送っていたのですが、多くの方から要望が有ったのと、高梨選手が使った試合用のユニオンスイマーも浮力体を抜いた中空のモデルであり、若干浮力は足りなかったものの、しっかりビッグバスを何本も仕留めていた事もあり、今回受注のみで発売する事を決断しました。
「基本は受注のみ」という形を取らせていただくのは前途した通り、「凹む」と言う事で、これを復活させて使うには、バスの空気抜き用の注射針などを刺し、戻すと言うメンテナンスが出来る方限定になる為です。トーナメンターの方であれば、スターターキットのエア抜き針を持っているはずなので対応出来るのと、試合で必要としているからであり、一般の方は通常のユニオンスイマーを使っていただく方が良いと思います。
浮力体無しのユニオンスイマーエコモデルには、オリジナルモデルと同等の浮力を与える為にインサートパーツの金型も作り変え、空気室をスープアップしていますので、ダイブ時に水圧が掛かっても、浮力を維持できる大きさに改良しています。釣った後のケアさえ出来れば、何ら変わらないと思いますのでトーナメントに出られる方には是非、使って頂ければと思います。
トーナメントで必要な方は、お近くの店舗様で予約して頂くのが確実に手に入る方法です。今回の受注後は、ある程度まとまった数でないと生産出来ないと思いますので、次の受注は、何時になるかは分かりませんので、この機会に宜しくお願い致します。