Flash Union Blog 藤木淳

春に強いフラッシュストレート

2016-03-22 00:00:00

3月に入ってからと言うもの、急に釣果情報が一気に増えて来ました。私の周りでも釣れて1日1本だったのが、複数匹のバスが釣れた報告が入って来ます。こうなると、いてもたってもいられなくなりますが、テスト以外での釣行が難しい状態です。

今も複数のサンプルルアーを試作しており、良いところまで進んでいる物が多くなって来ているので、それらを完成させるのに頭をひねっているところです。

昨年も今頃から徐々に釣れだしたのですが、春によく釣れたのが「フラッシュストレート」でした。

フラッッシュストレートにネコリグオフセットをセットしたネコリグは、強烈に根がかるポイントでもかなり活躍してくれます。

フラッシュストレートには、ネコリグオフセットをセットするセッティングホールが3ヶ所あるのですが、
1番目は激根掛かりポイント用で、霞や遠賀のような護岸リップラップだらけのポイントで使用します。
2番目は通常のセッティング用、ボトムを這わせやすくシェイクなどでもワームが浮き上がりにくいポジションになってます。
そして3番目は、浮き上がりやすく、ロッドを立ててスローに引き込むとボトムを離れテールを大きくスイングさせて泳ぎますので、春の浮いているスレたナーバスなバスには絶大な効果を発揮します。

スローにスイミングさせる事が春は重要です。

もちろん琵琶湖の場合は、根がかるポイントが少ないこともあり、モスキートでのネコリグも効果的。
この時も使い方に合わせてセッティングホールを選んで下さい。

春の使い方として、ウィードに引っ掛かった状態からシェイクで誘い、ウィードから抜けたらレンジを変えないようにスローに引き込むだけで、連発する事がありました。

やっぱり春はウィードのトップが太陽光で暖まりやすく、水温の上昇も速いので、バスも体を暖めるように浮く事が多く、それを考えるとスイミングにかなりの分があるのが分かります。

このように、ラトラーを挿入するのも、発見されやすく、効果アップにつながります。
琵琶湖は特にウィードが多いので、発見されにくく、サウンドでさそうのは、オススメです。

新芽の生えたウィードエリアで釣れない時にフラッシュストレートのスイミング是非試して貰えれば!と思います。